ごあいさつ

 過日の総会において,引き続き支部長を務めることになりました。今年度も,どうぞよろしくお願いいたします。
 さて,長期化するコロナ禍により,学校では,通常の授業を行いながらも,オンライン授業やハイブリッド授業への対応など,子どもの学びを止めないための教育環境整備にも力を注いでいることと存じます。
 一方で,私たちの知識や情報も,それらに対応させるべく,アップデートしていかなければなりません。つまり,子どもたちだけではなく,私たち自身の学びも止めないよう努力していく必要があるということです。
 そこで,今年度の支部研修会では,オンライン研修を取り入れることとしました。その中で,研修の内容を学ぶことはもちろんですが,オンライン研修の体験をとおして,子どもたちが学びやすく,授業者が指導しやすいオンライン環境について探っていきたいと考えております。また,業界誌に寄稿し,会員の皆様にその内容を読んでいただくことも,研修の一部として位置付けていきます。これは,従来の,研修会参加報告の代替となるものです。
 このような手立てを講じて,子どもの学びを止めないこと,そして私たち自身の学びも止めないことを実践し,子どもたちの豊かな育ちを支援する学校事務の実現に向けて努力する所存です。今後も多くの皆様方のご加入とご協力をお願いいたします。

  令和3年7月5日

支部長 藤田 基成

ごあいさつ

 会員の皆様におかれましては,ますますご健勝にてご活躍のことと存じます。私こと,過日の総会において,引き続き支部長を仰せつかりました。今年度も,どうぞよろしくお願いいたします。
 さて,昨今では,研究会の加入率が減少傾向にあり,研究活動そのものが困難な団体もあるように聞いております。その中にあって,当支部は,平成14年度群馬大会,平成20年度福島大会,平成24年度茨城大会(※),平成28年度山形大会,平成30年度千葉大会(※)と,全国大会において,研究の成果を発表してまいりました。これは,会員の皆様の,ご理解・ご協力と努力の結晶だと深く感謝しております(※印は,東北地区として分科会を担当)。
 これまでの研究を改めて思い返してみると,当支部の研究には,実践(仕事)との密接な関わりがあったことに気づきます。研修で学んだことを研究によって実践に活かしてきた経緯があったということです。
 一方,私たちの職務が「事務をつかさどる」になったことで,これまでよりも高度なマネジメント能力が必要となっています。マネジメントはあらかじめ答えが用意されていない世界と言えますから,仕事の知識を身につける(用意する)従来型の研修では,新しい職務規定に対応できなくなりました。
 これらのことを踏まえ,今後の支部の活動として,「マネジメントを研修し,研究によって実践(仕事)に活かす」ことをイメージしました。そして,実践(仕事)の結果を研究に活かし,また次への実践(仕事)へとつなげながら,実践(仕事)のレベルアップを図ります。そして,会員の皆様が,研究を,より身近なものに感じられるようにイメージチェンジしたいと考えております。
 このような研究と実践との往還をとおして,これからも,子どもの豊かな育ちを支援する学校事務の実現に向けて,支部を運営していきたいと考えております。今後も多くの皆様方のご加入とご協力をお願いいたします。

  令和元年6月29日

支部長 藤田 基成

ごあいさつ

 会員の皆様におかれましては,ますますご清祥のことと,お喜び申し上げます。私こと,過日の総会において支部長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします
 さて,私たち学校に勤務する事務職員の職務規定が「事務をつかさどる」に改正されてから1年が過ぎました。この間,当支部では,様々な学びの場をとおして「事務をつかさどる」ことについて研修を重ね,今年度は,「『事務をつかさどる』具体的な方策」について研究を進めていきます。
 その際,学校教育法改正は,私たち事務職員の仕事のスタートラインが変わっただけで,ゴールは変わらずに「子供たちの豊かな育ち」であることは見失わないようにしていく所存です。
 「知って行なわざるは知らざるに同じ」(貝原益軒)。研修で得た知識は,実践してこそ価値が生まれます。だからこそ,共に学び合い,共に励まし合うことができる仲間を募りながら,支部を運営していきたいと考えております。今後も多くの皆様方のご加入とご協力をお願いいたします。

  平成30年6月24日

支部長 藤田 基成

ごあいさつ

 新年度を迎え,校舎内に子供たちの声が戻ってくると,いよいよ新しい年の始まりを感じます。会員の皆様におかれましても,ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて,学校教育法の一部改正により,平成29年4月1日から学校事務職員の職務規定が変わったことはご存知のことと思います。ただ,県内ではまだ具体的な動きがありません。
 そのような中,当支部では,支部研修会をはじめ,東北ブロック研修会,日本教育事務学会,東北教育実践・経営学会などの学びの場をとおして,「事務をつかさどる」学校事務職員の機能について研究を進めてきました。今後は,会員どうし共通理解を図り,県内外に提案していきたいと考えています。
 これからも,子供たちの豊かな学びのために,共に学び合い,共に励まし合うことができる仲間たちを募りながら,支部を運営していきたいと考えております。今後も多くの皆様方のご加入とご協力をお願いいたします。

  平成30年4月10日

支部長 阿部 安雄

ごあいさつ

 いよいよ新学期が始まります。会員の皆様方におかれましては,ますますご健勝のことと存じます。
 さて,いわゆる,チームとしての学校答申(平成27年12月21日)を受け,このたび学校教育法の一部が改正されたことにより,私たちの職は校内の「事務に従事する」職から,校内の「事務をつかさどる」職となりました。これを,このたびの法改正で位置付けられた共同学校事務室とともに校務分掌組織図に表すと,下図のようなイメージになります。

 このことは,従前の,管理者から指示された事務を処理するという役割から,校内の事務を管理する役割に変わることを意味しています。ですから,単に経理を担当するとか,学籍を担当するというような役割とは異なり,副校長(教頭)・主幹教諭等と役割や情報を共有したうえで,校内の仕事を進める道筋をつけていく役割,すなわちマネジメントする役割への転換を求められることになります。
 しかし,私たち事務職員は,職務経験年数の多い・少ないにかかわらず1名しか配置されていないケースが多くあります。そのため,当支部の研修は,職務経験年数の少ない事務職員であっても,この役割にふさわしい人材となって校内で活躍することができるよう,マネジメントを中心とした内容に変えていくことを計画しています。
 これからも,子供たちの豊かな学びのために,共に学び合い,共に励まし合うことができる仲間たちを募りながら,支部を運営していきたいと考えております。今後も多くの皆様方のご加入とご協力をお願いいたします。

  平成29年4月10日

支部長 阿部 安雄

ごあいさつ

 会員の皆様方におかれましては,ますますご健勝のことと存じます。
 今年度も,総会および2回の研修会,そして出前講座と,予定していた事業を順調に進めておりますこと,大変,うれしく思っております。これもひとえに,会員の皆様方のご協力のお陰と感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます。
 さて,これからは,12月12日・13日に開催いたします全事研東北ブロック研修会part5への参加と,来年8月3日~5日に開催されます第48回全国大会(山形大会)での研究発表に向けて力を注いで参ります。
 全事研東北ブロック研修会part5では,part4に引き続き,当支部の会員が模擬講義を行います。多くの仲間で応援しながら,自己研鑚にも励んでいきましょう。
 そして,第48回全国大会では,「教育課程の編成・実施をサポートする学校財務の在り方」について研究発表を行います。全国大会の研究発表には多くの仲間たちが必要です。 子供たちの豊かな学びのために,共に学び合い,共に励まし合うことができる仲間たちを募りながら,支部を運営していきたいと考えております。今後も多くの皆様方のご協力をお願いいたします。

  平成27年12月1日

支部長 阿部 安雄

平成24年度 新年度のごあいさつ

 昨日と今日は,宮城県内の多くの小学校,中学校で入学式が行われたことと思います。新入生の明るく元気な笑顔をみると,新鮮な面持ちとともに新たな責任感を感じます。
 今年度,宮城支部は8月の全国大会茨城大会を控え,研究のまとめ(中途)の段階に入ります。平成15年度から取り組んできた「教育課程と学校財務」に関しての研究は,まさに試行錯誤の連続でした。地方自治体の財政力の差であったり,事務処理体制の問題であったり,事務職員自身の課題であったり・・・。様々な問題と課題の中で,どのように改善していくべきなのか・・・。
 平成22年度に実施した教育委員会アンケート・事務職員アンケート(抽出)・教員の自己負担アンケートは,これまで感じてきたことがまさに現実のものとして現れたものでした。
 今般の全国大会では,これまでの研究の途中経過の報告になりますが,平成28年度の全国大会山形大会にむけて,今後も研究推進を進めていく所存です。ご意見ご要望がありましたら,お近くの研究推進部員にお伝えくださるようお願いいたします。
 なお,今年度の総会・第1回研修会は6月6日(水)仙台市戦災復興記念館で開催いたします。午前の総会の後,午後は日本大学の 末富 芳 准教授の講演と全国大会に向けて研究推進部の研究報告と全国大会時に行うグループ討議「ワールドカフェ」を行うことにしています。
 全国大会茨城大会は今年8月2日(木)・3日(金)つくば学園都市で開催されます。宮城支部は3日の第一分科会で秋田支部,岩手支部と一緒に話題提供します。是非応援においでください。また,3.11東日本大震災後の被災地域のサポートのため,今年度も「カウンセリング研修」を各事務研と連携をとりながら実施していきたいと思っています。
 今年度,宮城支部会員の皆様のますますのご健勝と活躍をお祈りし,みんながあるいは学校全体がよくなることを願って支部運営を行っていきたい所存ですので,よろしくお願いいたします。

  平成24年4月10日

支部長 小笠原 律子

新年のごあいさつ

 新年明けましておめでとうございます。
 会員の皆様におかれましては、どのような年末年始でしたでしょうか。
 東日本大震災から、もうじき10ヶ月になろうとしています。本日吉成山は、朝から細かい雪が舞い駐車場はあの3月のお給料日と同じに真っ白になりました。あの日、学校で生活していたT先生親子と男性の技師さんと4人で雪かきをしたことを思い出しました。
 さて、全国公立小中学校事務職員研究会宮城支部(以下宮城支部)は、現在平成24年度全国大会茨城大会での話題提供(秋田・岩手・宮城支部担当)に向けて研究を進めています。
 思い返せば平成14年度全国大会群馬大会終了後から、より焦点化した研究をしようということで“教育課程と学校財務”に関して研究を継続して参りました。この間、遅々として進まなかったり、想定したとおりにならない場面もあり、紆余曲折を経て現在に至っています。
 特に今年度は、石巻地区小中学校事務研究会特別委員会と協働で研究をすることになり、宮城支部は主に中学校に勤務する研究推進部員が、中学校用の「教材一覧」を作成しました。私も数学と技術家庭を担当し、教科書・指導書・カタログを用意して、授業をイメージしながらつくりました。これまでは教育課程やらカリキュラムだのと言葉だけが先行していましたが、その時初めて授業者の気持ちに触れたような気がしました。
 本日必要があり、平成23年度全国大会鳥取大会の第5分科会山口支部の研究集録を読みました。同じ研究領域なので宮城支部ととても近いものでした。そこで語られていたのは、「教員の心に添う」ということでした。ある程度の経験年数が必要で、若年層には研修を通して理解させるという手法をとっているようです。
 予算を有効に活用することは、事務職員の使命であると考えています。また事務の効率化を進めるための事務処理の標準化の視点も大切なことです。宮城支部は、来年度、様々な課題に対してどんなことに取り組んでいけばよいのか?!ということを話題提供していきたいと考えています。
 また、繰り返しになりますが、平成22年度に実施した教育委員会アンケート・事務職員アンケート・自己負担アンケートの3本を宮城支部のホームページにアップしました。ご覧いただければ、教育課程を編成し実施していくためにどういったことを考えていけばよいのかに対するヒントがたくさん詰まっています。是非ご覧ください。そして、全国大会は8月2・3日です。是非応援にいらしてください。
 最後に、今年1年会員の皆様にとって、稔りの多い年となりますよう御祈念申し上げます。

  平成24年1月4日

支部長 小笠原 律子

全事研会長より

 清秋の候,宮城支部の皆様におかれましては,ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
 日頃から全事研本部活動に対しまして,御理解と御協力をいただき,深く感謝申し上げます。
 このたび,全国公立小中学校事務職員研究会宮城支部第2回研修会に参会させていただき誠にありがとうございました。また,挨拶と目録贈呈の機会をいただきましたことに重ねてお礼申し上げます。
 本来ならば,研修会に1日参加させていただき,皆様と一緒に勉強をさせていただくべきではありますが,諸事情により途中で退席いたしました。お許しいただきたいと思います。
 わずかな時間ではありましたが,宮城支部の皆様と同席させていただき,研修に対する真摯な態度と熱意を感じることができました。
 また,このたびの大震災に際し,未だご苦労をされている方々も多くおられると聞いています。また,日ごろの勤務においても,私どもには,計り知れない御苦労も多いかと思います。子どもの豊かな育ちのため,教育活動の一刻も早い復興をお祈り申し上げます。
 今後とも,全事研本部活動に対しまして,御指導・御支援賜りますとともに,宮城支部の皆様の益々の御発展を祈念いたしております。
 さらに,県の事務研究会との連携が進みまして,多くの仲間が増えることをお祈りし,応援させていただきたいと思います。本部において,何かできることがございましたら,お申し付けいただければ誠に幸いです。
 皆様にも,どうぞよろしくお伝え下さいますようお願い申し上げます。

平成23年10月吉日

宮城県支部長 小笠原 律子 様

全国公立小中学校事務職員研究会
会長 横山 泉

支部長あいさつ

 山田 稔 前支部長から襷を受け取りました小笠原です。
 はじめに,東日本大震災に際し,全国の皆様方からご支援や励ましをいただきましたこと,心より感謝申し上げます。
 本サイトは,東日本大震災に際し,全国の事務職員の仲間たちからいただいた義援金を,多くの事務職員に還元することを目的として開設いたしました。サイトの開設にあたって必要な経費には,義援金の一部を充てております。そのため,事務職員の仲間どうしが情報交換できる場としての役割を果たすべく,コミュニティのページを設けております。情報交換したい記事を公開しておきますので,自分の思いや意見等,コメントをいただければ幸いです。
 さて,当支部についてですが,私が仙台市に異動して間もない昭和55年頃であったと思います。宮事研総会で全事研の会費のことが問題視され,充分な審議がされることなく宮事研から切り離されて30年。任意加入となり,今では80人程の会員に支えられて現在に至っているのが全事研宮城支部であります。6月28日の支部総会でもお話ししたとおり,役員・専門部員はほとんど手弁当で会運営をしております。
 現在取り組んでいる研究は学校財務の研究で,群馬大会の翌年(平成15年度)から愚直に続けているところです(紆余曲折がいっぱいありました これからも,あり続けると思います)。「義務教育無償の原則・教育の機会均等は担保されているのか」,「学校財務のシステムを構築し,処理方法を標準化できないか」など種々話題(課題)を提示し,世に問う研究にしていきたいと役員・部員ががんばっております。
 全国大会では,古くは平成2年度秋田大会(能力開発),平成14年度群馬大会(校内諸規程),平成20年度福島大会(学校財務)と,それぞれ分科会で話題提供をしており,研究の分野においても宮城支部の歴史の襷が脈々と受け継がれてきました。今後は,平成24年度茨城大会(※),平成28年度山形大会に向けても準備を進めてまいりますが,詳細は追々ご紹介していくつもりです。
(※秋田県・岩手県・宮城県の3支部でひとつの分科会を持ちます)
 まずは,10月26日の支部研修会(仙台市),それから平成24年8月2・3日の全国大会茨城大会(つくば市)の分科会に是非足を運んでいただき,応援していただければ幸甚です。それでは,今後ともよろしくお願い申し上げます。

  平成23年10月1日

支部長 小笠原 律子

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